HOME >> お役立ち情報 >> PC小技 >> その他(インターネット業者の選択:2007年4月)

IT・PCの小技コーナー ((その他))

このページでは企業のIT担当者・ネットワーク管理者から一般家庭のPC環境までに使えるだろう小技のうち、どこに入れたらよいか判断し難いものをその他としてまとめて紹介しています。
 

Tips & Tricks (その他)

インターネット業者の選択において

スペインにおけるインターネット・プロバイダーについて
スペインにおけるインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)についてお客様からよく「どこが一番よいのか?」と尋ねられます。この質問は企業のお客様でも個人のお客様でも共通の質問のようで本当によく質問をいただきます。
 
お客様の状況または詳細な要求がハッキリとはしない場合には、弊社では「どの地域でも電話線さへ届いているのであれば"何とか動く"という意味で幅広くサービスを提供しているTelefonica」を弊社では一応推薦はしております。
 
スペインでは良くも悪くも日本の旧・電電公社的な存在であるTelefonicaは切っても切れないシステムになっている為に、大きくインターネット業者という物を考えてみるとTelefonicaは重要な位置を占めているのも事実です。
 
スペインのISPはTelefonicaで決定か?
非常に残念なことでありますが、そうではないのが実情です。
 
Telefonicaのもっとも大きな残念な点は「そのサービスの悪さ」につきます。
基本的にどの業者でも多かれ少なかれあることなのですが、「動いていた物が動かなくなり出したときの対応」が非常に悪いのです。
企業として契約している場合には若干対応がマシですが、個人として契約している場合にはとてもサービスが悪いです。
 
ケーブルTV回線のONO等の場合には「障害報告」を行えば個人の場合でもサポートがある程度は期待できますが、Telefonicaの場合にはとても難しくなります。
 
しかしながら、上記のような問題を抱えてはいても、回線や各種サービスが「動いている場合」はTelefonciaは決して悪くないISPだと言えるのも事実ではあります。実際のところ、大体においては稼動しています。
 
スペインに存在するISP
スペインに存在するISPで一般的に利用することがあるであろう業者は下記のとおりとなります。 併せてその性格や問題点も記載いたします。

- 企業のお客様の場合 -

Telefonica:自前の回線
ご存知Telefonica。かなりの数の企業が利用しています。問題が発生しても一週間以内にはまず解決に近い形には落ち着きます。

Tele2 Comunitel:自前の回線
専用線をスペイン各地に所有しています。専用線が通っている地区であれば中々のサービスが期待できます。地区が合わない場合でも企業の場合には2年契約などの条件によって新たに線を引いてもらい利用することなども可能です。障害発生した場合のケアもまめに行ってもらえます。同社の発足当時からのポリシーは「今現在利用いただいているお客様を大事にする」であり、「Telefonicaの悪いサービスと差別化させる」ことと伺っています。線自体が自前ですので、障害発生時に「これはTelefonicaの問題でうちではない」と言われる事がありません。サービス提供は旧Tele2ではなく、旧Comunitelとなります。

ONO(旧Auna-Telecomunicacion):自前の回線
Valenciaを中心とした業者です。BarcelonaとMadridの多くの地域に専用線を持っており、そのほかスペイン各地にも所有しています。専用線が通っている地区であれば中々のサービスが期待できます。地区が合わない場合でも企業の場合には2年契約などの条件によって新たに線を引いてもらい利用することなども可能です。障害発生した場合のケアもまめに行ってもらえます。線自体が自前ですので、障害発生時に「これはTelefonicaの問題でうちではない」と言われる事がありません。DC(データセンター)を各地に所有しており、ホスティングやハウジングのサービスには定評があります。

British Telecom:一部自前の回線
専用線をスペイン各地に所有していますがTelefonicaのラインも利用します。Telefonica利用時に月々に各支店ごとに1000EURぐらいの消費がない場合にはあまり利用されません。

Colt Telecom:自前の回線
BarcelonaとMadridを中心にValenciaをサブにして展開している大きなISP業者です。スペインだけでなくヨーロッパ全域に幅広く専用線を敷いており、Multinacionalな業者など(大型スーパー、車、航空関連、等)を中心にしてサービスを展開しています。単純な月々の各支店ごとのコストが2000EURぐらい消費がない場合にはあまり利用されません。回線自体が自前ですので、障害発生時に「これはTelefonicaの問題でうちではない」と言われる事がありません。

France Telecom (wanadoo又はUni2):Telefonicaの回線
線が自前ではなく、Telefonicaの回線の分数を購入してリテールしています。ですので、障害発生時に「これはTelefonicaの問題でうちではない」と言われる事が多々あります。Telefonicaに電話をすると「これはそっちで使っている業者の問題でTelefonicaの問題ではない」と言われることがよくあります。


- 個人のお客様の場合 -

Telefonica:自前の回線
ご存知Telefoncia。企業の場合に比べて個人のお客様の場合にはTelefonicaを避ける傾向があるようです。

Tele2 Comunitel:自前の回線
専用線をスペイン各地に所有しています。専用線が通っている地区であれば中々のサービスが期待できます。地区が合わない場合に無理をして利用すると「劣悪なサービス」となります。地区が合わない場合でも居住しているPisoの住人全員が申し込みするような形に持っていく事が出来るならば、新たに線を引いてもらい利用することなども可能です。障害発生した場合のケアもまめに行ってもらえます。線自体が自前ですので、障害発生時に「これはTelefonicaの問題でうちではない」と言われる事がありません。サービス提供は旧Comunitelではなく、旧Tele2となります。

ONO(旧Auna-Telecomunicacion):自前の回線
Valenciaを中心とした業者です。専用線をスペイン各地に所有しています。専用線が通っている地区であれば中々のサービスが期待できます。地区が合わない場合に無理をして利用すると「劣悪なサービス」となります。地区が合わない場合でも居住しているPisoの住人全員が申し込みするような形に持っていく事が出来るならば、新たに線を引いてもらい利用することなども可能です。障害発生した場合のケアもまめに行ってもらえます。線自体が自前ですので、障害発生時に「これはTelefonicaの問題でうちではない」と言われる事がありません。

France Telecom (wanadoo又はUni2):Telefonicaの回線
線が自前ではなく、Telefonicaの回線の分数を購入してリテールしています。ですので、障害発生時に「これはTelefonicaの問題でうちではない」と言われる事が多々あります。Telefonicaに電話をすると「これはそっちで使っている業者の問題でTelefonicaの問題ではない」と言われることがよくあります。典型的な「動いているときには良いサービス。動かなくなったら最悪のサービス」の1つです。また、Telefonicaの契約がなくなる訳ではないので別途Telefonicaから請求書が来ます

Jazztel:TelefonicaまたはComunitelの回線
線が自前ではなく、Telefonicaの回線の分数を購入してリテールしています。ですので、障害発生時に「これはTelefonicaの問題でうちではない」と言われる事が多々あります。Telefonicaに電話をすると「これはそっちで使っている業者の問題でTelefonicaの問題ではない」と言われることがよくあります。典型的な「動いているときには良いサービス。動かなくなったら最悪のサービス」の1つです。ちなみに、20MBのスピードはJazztelのDC(データセンター)内でも16MBが最速であり瞬間的な数値になります。一般家庭で利用する場合には1MB強出ればよいところでしょう。

Ya.com:TelefonicaまたはComunitelの回線
線が自前ではなく、Telefonicaの回線の分数を購入してリテールしています。ですので、障害発生時に「これはTelefonicaの問題でうちではない」と言われる事が多々あります。Telefonicaに電話をすると「これはそっちで使っている業者の問題でTelefonicaの問題ではない」と言われることがよくあります。典型的な「動いているときには良いサービス。動かなくなったら最悪のサービス」の1つです。また、Telefonicaの契約がなくなる訳ではないので別途Telefonicaから請求書が来ます。


最後に、値段に関してはあえて記載してありません。というのも談合でも存在するのかスペインには顕著な料金の差がないためです。日に日にテクノロジーは進化しますが今の所「料金は上がる一方」であり「遅いが安いADSL」というコンセプトは殆ど存在しません。
 
どの業者に申し込みをするか?
最後に一番気になる「ではどの業者に選定するのか?」についてお話したいと思います。
 
企業のお客様の場合には、「問題があった場合にはすぐに撤退できるような条件で契約する」ことにつきるかと思います。試用期間という物を設けることを許すISPであれば都合がよいですが専用線タイプのISPの殆どが認めていません。逆に契約形態を2年で結ぶように話を進めてきますが法律では「最低利用年数および契約破棄時の罰金」はある程度ISP利用側の企業に対して優遇して作成されていますので交渉次第(あとは利用するボリューム)でどうにでもなります。
インターネットなどのComunicationツールがビジネスで重要な位置を占める場合には「障害発生時の対応がよい業者の選択」が「料金の安い業者の選択」よりも重要視されるべき項目になるのではないかと考えられます。
 
個人の場合には、「障害発生時の対応がよい業者の選択」よりもどちらかというと「料金の安い業者の選択」が重要な項目になるかと考えられます。しかしサービスを受けられない業者にあたってしまうのは辛いところです。
よくお勧めしている方法は、自分が入居するPisoの住人全員にどのISPを利用しているか質問することと、自分の住んでいる地区の銀行を回って「自動引き落としのストップの依頼が多い業者」の名前を聞くこと、そしてAyuntamientoへ出向いて「Denunciaがよく出されている業者の名前」をきくことです。面倒ではありますが、すでに問題が発生している地区でのサービス申し込みを避けることが可能です。(サービスを受けられない場合には「支払義務は消滅する」事をおぼえておいて頂けると幸甚です。)
 
最後に、「短期間でもよい場合」や「どうしても利用したい場合」「どの業者からもサービス提供エリア外」である場合などにお勧めできるのがVodafoneやOrange(旧ONO、現France Telecom)が提供している携帯電話をパソコンに接続して使うInternetです。月々やく50EURぐらいからで利用可能です。

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